心と魂の開花学 | 澄田順子公式ブログ

真の自己愛に目醒め 魂へつながる心の道をひらき 自分を活かして生きる

香りという一つの世界を完成させること~4. 調香師への道

 

過去ブログからの転載です。

 

mi-sumaru.blogspot.com

 

[3] ベールを脱いだ女性 ~ 調香ボトル2016.5.21

 

京都駅からそのまま地下鉄に乗り、最寄りの駅から地上に出るので、京都市内の様子はほとんど知りません。

 

それでも、新幹線を降りて京都駅の中を歩いていると、ものすごくワクワクしてきます。ひとりでに笑いがこみあげるほど。


京都の地下を流れる豊かな伏流水、その水に秩序を与える碁盤の目。

 

平安を願って敷かれたこの碁盤の目の整然としたエネルギーが、京都の街に秩序を与えてきました。

 

モノもヒトも 京の秩序に見合ったように存在しているので、歩いていてとても心地よいんです。

 

そして、建物の高さが低いので 空が広く、いつも視界のどこかに山並みが映るんです。それがすごく安心させてくれます。

 


今回のレッスンは 初級3名。カーネーションの香りがメインテーマでした。

 

カーネーションは地中海原産で、古代ギリシアの時代から香料として栽培されていたのだそう。


ヨーロッパではキリストが処刑されたときに聖母マリアが流した涙のあとから生えた花だという伝承があります。

 

rennai-meigen.com

 

香料としてのカーネーション。まったくピンときません。

 

母の日が近づくと量産される花には香りなんてほとんどありませんから。カーネーション=母の日 というイメージしかありません。なんて貧相なイメージ(笑)


実際のカーネーション、その香りはもっと情熱を感じさせるものだと先生は言われました。


カーネーションの香りを中心に、どんな香りを作ろうか。

 

母の日、かしづく女性のイメージ。しかし、本当の姿は・・・・?

 

ということで作ったのが「ベールを脱いだ女性」

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娘、妻、母・・・。

 

女性にかぶせられた「役割」というベールを取り払って、女性性の本質をあらわす・・・そんな意味を込めて。

 

しかし!


調合して出来上がった香りを聴いて、先生がひと言

 

「線香やな」

 

たしかに。インセンス、っぽい香りです。いえ、線香です線香。寺っぽい。香りもうすい、うすっぺらい。

 

ベールを脱いだら、色も味もない 貧相な女性が出てきました(笑)  ううぅ、こんなことなら、ベールかぶったままの方がよかった~涙

 

改めて作成した分量を見ると、突出して入れたものがないんです。「ハイ、わたしわたしー」みたいなのがない。


無意識に、何かを突出して多く配合することを避けていました。そう、無意識に、です。

 

どれも分量をおさえておさえて、どんぐりの背比べのような配分の中で、結果、もともと個性の強い香りが出てきてしまった。

 

私の脳内世界が如実に表れる・・・それが調香の世界です。

 

クローブが多かったのかな・・・とつぶやいたら、そう言うことじゃないと言われました。

 

決められた総分量(5ml)の中で、「何かが多い」ということは「何かが足りなかった」ということ。

 

何かを減らせば、分量のバランスがすべて変わる。少ないから何かをつぎたせばいいのではない。

 

最初に考えた分量バランスで、すでに一つの世界が出来上がっていて、そこに単純につぎ足しても、もうそれは混じりはしない、と。

 

う、深い。


私は3回目にしてやっとわかってきたことがあって。それは、調香の世界とアロマの世界はまったく違う、ということ。

 

アロマセラピーでのエッセンシャルオイルは、カチッとしているんです。

 

期待される効果効能が一つ一つのオイルに はっきりと与えられているので、単純に (効能)+(効能)+(効能) の足し算になります。


けれど、調香の世界は、その香りが他の香料とのやり取りによって変化します。

 

相手によって引き出される顔が変わるんですが、その中でドンピシャで心の奥の鍵を開けるような比率があるわけです。

 

香りの鍵が心の奥の鍵穴に符合したとき、その人の眠れる可能性を引き出すことができる。それが先生の調香なんですね。

 

それは、数ある変化のうちの 1/100とか1/1000の確率なのだそうです。プラス、香りを使う人に合った変化でなければならない。

 

本を読み解いて何とかなる世界ではありません。もとより、「嗅覚」の刺激自体(香り)が目に見えない、永続性のないものだから。


人間の感覚の中で、最も開いていないのは嗅覚なのだとか。

その感覚の世界が開いていくと、感覚全般が、とても豊かになるのだそうです。

 


そう言えば、京都へ向かう新幹線の中で、隣り合わせた女性が本を開いて勉強されていました。

 

ちらっと見たら、アロマテラピーの本でした。検定に行かれるのでしょうか、直前対策のような、用語の羅列の本でした。

 

なんで、このタイミングで見せられたんだろう・・・・。その時は、そう思いました。

 

今、こうして書いていてわかるのは、「あのテキストの中には私の目指していくものはないな」ということ。

 

※アロマセラピーを否定しているわけではありません。あくまで私が目指したいもの、という意味です。アロマであろうと調香の道であろうと、自分の目指したいものがわかる、というのは 本当に幸せです。

 

嗅覚の世界はとても面白いのですが、感覚が開くと同時にダークサイドの感覚も開いてしまうと、そこで自分が保てない場合は転落してしまうようで・・・。

 

調香師になりながら、脱落していったケースもあるとのこと。


感覚のゆがみが修正不可能と判断されると「次から来んでええわ」と言われてしまいます(笑)

先生は、そういうところはすごくストレート(笑)


そう言われないように、続けていきたいと思います。

 

 

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※ 調香師・辻 大介先生のサイトはこちら

www.altmasterra.com

 

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