心と魂の開花学 | 澄田順子公式ブログ

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個性とは何か?[3] 子どもの個性を伸ばすために

個性を解放し、魂の道にそって人生を開花させるための人間理解術
エニアグラム・ダイナミクス

メンタル・コーチの澄田 順子です。 

 

シリーズ記事「個性とは何か?」

[1] 個性は育てて開花させるもの

[2] たった一つの欲求から生み出される小宇宙

[3] 子どもの個性を伸ばすために 

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均質化が個性開花の機会を奪う

きょうだいのいる方なら経験あるでしょう。

  • 「お兄ちゃんにはできるのに、なんであなたはできないの」などと、きょうだいと比較して叱られた経験。
  • 同じきょうだいなのに、趣味・趣向・行動がまったく違うと感じる経験。

 

お子さんをお持ちの方も心当たりがあるでしょう。

  • 上の子とはウマがあうのに、下の子の考えていることはまったく理解できない。
  • 同じきょうだいでどうしてこうも性格が違うのだろう。
  • なんとなく苦手で、どう接していいかわからない子がいる。
  • 子どもの性格に不安を感じることがある。

 

子どもとかかわる職業の方も、心当たりがあるでしょう。

  • なぜ、この子は落ち着きがないのか?
  • なぜ、この子は乱暴なのか?
  • なぜ、この子はワンテンポ遅いのか?
  • 不登校になりやすい子の共通点は?

 

ひととおりのことが、ひととおりできるように。

私たちは、子どものころから、均質化を求められてきたように感じます。「一人一人違ったよさがある」と頭ではわかっていながら、「違い」に関して寛容さを持てないでいます。

 

ですから、こういった子どもの個性の「違い」に、明確な答えを持たないまま、叱って押さえつけたり、一律な「ものさし」で指導したりしてしまいがちです。

 

その結果、せっかくの個性の芽を否定してつぶしてしまうことに。うまく育てれば「とっておきの個性」に育つはずのものが、「短所」としてラベルを貼ってしまうことで、子どもの人生の開花のチャンスを大人が奪ってしまう・・・ということが起きるのです。

 

子どもの個性をとらえる

小学校に上がるころには、子どものエニアグラム・タイプはなんとなく判別できるようになります。※親の影響を受けていて、まだ人格形成も未熟なので、判別できない場合もあります。

  1. こだわりが強い、まじめ、先生に言いつける
  2. 遠慮がち(先に譲る)、お世話好き
  3. 見て見て、自分自分
  4. 集団になじみにくい、不登校がち
  5. 本好き、内向的、もの静か
  6. 顔色伺う、不安からいろいろ聞いてくる
  7. 落ち着きがない、お祭りタイプ
  8. 乱暴、反抗的
  9. テンポが遅い、天然

とても簡単に書きましたが、思い当たるものがあるのではないでしょうか?

 

子どもの資質を正しく理解する

上の子は、友だちが多くて明るい性格だけど、遅刻・忘れ物が多い。下の子は、勉強がよくできるけど、内向的なせいか、いじめられることが多い。こんな組み合わせのきょうだいもいます。

 

親としては、「足して2で割れたらいいのに!!」と、やきもきしますね。見てわかるように、上の子と下の子ではタイプが決定的に違うのです。タイプが違えば、好きなこと・きらいなこと・得意なこと・苦手なことは、まったく異なります。

 

ここを理解しないで、「なんで弟のように、ちゃんとできないの」「もっとお兄ちゃんみたいに、活発になってくれたらいいのに」と、できていないところばかりを、指摘していませんか?安易に嘆いていませんか?

 

「足して2で割れたら」・・・ではありませんが、私たちはどこか、子どもにひととおりのことが満足できる水準でできてほしい、と期待を抱きがちです。ですから、「足りないところ」についつい目がいき、指摘してしまいがち。

 

子どもに現れている気質そのものに、本来「いい/わるい」はありません。すべて資質から発芽した「個性の芽」です。

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これを大事に育て、変な方向に延びていきそうなものは修正しながら育てていく。そうすることで、10年後、20年後、思わぬ美しい花を咲かせることができるのです。

 

未来の決定していない未熟な段階で、はやばやに「それはだめ」「なんでできないの」と決めつけ、否定してしまうことは、この芽をかたっぱしから摘み取っていくことに他なりません。

 

あるいは「もっともっと」と、期待や過保護という名の水や肥料を与えすぎた結果、根腐れして枯れてしまった、という結果にも。

 

子どものうちに親ができることは、できるだけたくさんの芽を、まっすぐ育つようにしてあげることではないでしょうか?何が化けるかわからない子どもの可能性を、大人の色眼鏡で間引いたりせず、ある程度まで育ててあげること。

 

そこまでしてあげれば、子どもが大きくなった時、自分の力でどれかの可能性を育てて未来を切り開いていける・・・そんなふうに感じます。

 

子どもの未来を開花するために

1. 恐れを増長させない

端的に言えば、タイプがとらわれる「根源的な恐れ」を増長させないことです。

 

根源的な恐れとは、私たちを行動にかりたてる「核」のようなものです。この恐れにつかまったら、自分が自分でなくなる!と、存在危機を感じるレベルでの強烈な恐れです。 

1. 堕落することへの恐れ

2. 愛に飢えることへの恐れ 

3. 無価値だとみなされることへの恐れ

4. 存在意義を否定されることへの恐れ

5. 役に立たないことへの恐れ

6. よりどころを失うことへの恐れ

7. 痛みにとらわれることへの恐れ 

8. 力を奪われることへの恐れ

9. 心の平安を乱されることへの恐れ

 

※個性とは何か?[2] より引用>>

見てわかるように、タイプごとにはっきりと違うんですね。

こういった恐れは強いストレスになります。ストレスにさらされないように、自分を守ろうとします。防衛行動をとるわけです。そして、さらに緊張が高まれば、攻撃行動に転じることもあります。

 

恐れからくるストレスを感じれば感じるほど、「攻撃-防衛反応」が活発になります。活発になればなるほど、資質の芽はゆがんだ方向へと延びていきます。

 

大人が、否定的でストレスフルな接し方をすることで、子どもの恐れは 強くなり、「攻撃-防衛反応」を起こして自分を守ろうとします。

 

その結果、

  • 自分の部屋に引きこもったり
  • 反抗・反発してうっぷんを晴らしたり
  • いい子であろうと頑張りすぎたり
  • 大人の前でだけうまく立ち回ろうとしたり
  • 悪ふざけで発散しようとしたり
  • 相手の機嫌ばかりうかがういい子でいようとしたり

「攻撃-防衛反応」が強くなればなるほど、行動や思考に偏りが生じます。精神的に不健全になり、とても生きづらくなってしまうのです。 親の不用意な言動で子どもに不必要なストレスを与えない、ということが大切です。

※詳しくは、子育て講座チャイルドセラピスト講座で扱っています。

2. 恐れに適切に対処する方法を教える

とはいえ、生きている限りストレスを避けて通ることはできません。適度なストレスは、子どもの乗り越える力を育て、個性を育む土台を作るために必要不可欠です。

 

大人にできることは、ネガティブな状況や感情が起きたときに、どんなふうに考え、前向きな対処をしたらいいか、教えることでしょう。ネガティブな状況や感情を、適切に乗り越えていく経験を重ねることで、「恐れ」に過剰反応しない子になります。

大きなストレスが来た時に、前向きに乗り越えていける人間になります。

 

もし、子どもがネガティブな状況に陥っているときに、さらに傷つけるようなことを言ったり、ありかたを否定するような態度をとれば、どうなるでしょう。

 

子どもはさらにストレスを感じ「防衛-攻撃反応」を高めて乗り切ろうとします。「防衛-攻撃反応」という方法でしか乗り切る方法を知らなければ、その子の人生はどんどん本質から外れた不健全なものになります。

 

個性を伸ばす、ということを考えた時、いかに大人のかかわり方が大切か、ご理解いただけたでしょうか?

※詳しくは、子育て講座チャイルドセラピスト講座で扱っています。 

3. 欲求を満たせるよう導く

子どものタイプがわかっていれば、この子がいったいどんな欲求をもっているのか、どんなことで満たされるのか、それに基づいて接することができます。

 

子どもの欲求が正しく満たされれば、子どもはそこに愛を感じ、自己肯定を高めていけるのです。自己肯定が高まれば、自然と取り組もうとする意欲がわいてきます。結果がついてくれば、さらに意欲が高まり、好循環の成長へとシフトしていけます。

 

例えば、「人と違っていることに自己価値を感じるタイプ」の子がいます。この子は、小さいときから独特の美意識やこだわりがあり、そのせいで集団になじみにくい面を持っています。

 

芸術面でセンスを発揮する子が多いのですが、うまく描いた絵を「上手に描けたね~」と言っても、何も響かないのです。むしろ、テンションが下がります。「絵のうまい子」なんて、ほかにいくらでもいるからです。

 

この子が評価してほしいのは、自分のこだわりです。「人とは違う部分」なのです。ですから、「どういうところにこだわって描いたの?」と聞いてあげましょう。すると、きっと答えてくれると思います。他者から見たら「え?そんなとこ・・・?」みたいなことかもしれませんが。

 

それを、「独特のセンスだね」「●●ちゃんにしかできないね」「私には思いつかないな」とほめてあげるんです。きっと、とてもうれしそうな顔をするはずです。そして、独特のセンスや世界観を肯定してもらえたことで、この子の才能はどんどん伸び、将来クリエイターやアーティストとして花開くかもしれないのです。

 

もしも「そんなこだわり、意味あるの?」「たいしたことないね」「そんなことより早く片付けなさい」などとあしらわれたら、どうでしょうか?自分がこだわりぬいた部分を認めてもらえなかった。他者にはささいなことでも、このタイプの子には、存在価値に関わることなのです。

 

自分らしさを理解されない→自分の殻にこもる(防衛)→自己否定で自分を責める→ますます理解されない→自分は生きていても意味がない、の悪循環に陥ります。

 

そんな大げさな、と思うかもしれませんが、こうして心理的に孤立しながら、何とか取り繕って生きている方がたくさんいらっしゃるのです。

 

もし、この子にたった一人でも理解を示す大人がいてくれたら、この子の人生はどんなふうに変わるでしょうか?どんなふうに開花するでしょうか?

 

エニアグラムのよき実践者を育成することが、急務だと思っています。  

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シリーズ記事「個性とは何か?」

[1] 個性は育てて開花させるもの

[2] たった一つの欲求から生み出される小宇宙

[3] 子どもの個性を伸ばすために

 

 

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