インスピレーションと思考を融合させ、秘めた可能性を広げる心理掌握術
エニアグラム・ダイナミクス
メンタル・コーチの澄田 順子です。
完全主義、完璧主義、理想主義、
正義、努力、几帳面、責任感、
使命感、ルール
理想に向かって努力しようとする
自制心があり、良心的であろうとする
正直で率直であろうとする
曲がったことを嫌い、倫理的であろうとする
妥協がせず 完璧にやり遂げようとする
完成度を上げるため、準備に時間を惜しまない
仕事の精度が高く、きっちり仕上げようとする
整理整頓を心がけ、得意である
■木を見て森を見ず
細かいことにこだわりすぎるあまり、前に進めなくなります。細かいことにこだわる割には、全体的なことは漠然としかとらえられていません。そのため、重要でない作業に時間をかけすぎ、時間が足りなくなりがちです。
■独特の自己基準に縛られる
自分の中に、自分にしかわからないような独特のルールや基準があります。そのため、環境の変化に臨機応変に対応することが苦手。自分に厳しい分、他者にも厳しくなりがちです。また、自分の欠点を認めがたく、健全度が落ちてくると、他者のあらさがしをしてしまい、非難がましくなります。
■絶対的な答えをくれる他者に依存する
正しい答え、完璧なあり方を求めるあまり、自分で考えず他者(圧倒的な他者)に答えを求め、盲目的に依存してしまうことも。
向上心が高く、現状よりももっといい方法がないか細やかに考めぐらせ、改善するための行動を惜しみません。いいと思ったことを行動に移すのも 早いです。
また、目標や理想の実現に向かって、コツコツとやり遂げる持続力を持っています。この持続力・継続力そのものが、あなたの強み、本質的なエネルギー。
コツコツ取り組み続けることで、能力や理想を自分のものにしていける人です。「継続は力なり」の言葉の意味をもっとも深く理解し、体現できるのがこのタイプです。
どうして、そこまでの持続力が生み出せるのでしょう?
それは、心のどこかに、つねに「こうありたい自分」「こうあるべき自分」のイメージがあり、その理想を実現したい、という強い思いがあるからです。
あるいは、これ以上悪くなりたくない、間違った方向に行きたくない、という理想から逸脱したくない、という思いもあるでしょう。
だからこそ現実を理想に近づけることに、妥協せず、使命感をもってコツコツとまじめに前向きに取り組むことができるのです。
それでもあなたは、「自分はまだまだ」と謙遜する想いでいるかもしれません。
そんな方なので、まじめで、優等生タイプの人が多く、どんなことでも「きちんとしていることが大切だ」と思っています。あなたの思い描く理想の「よき母」、「よき妻」、「よき上司」、「いい人」でいようと、努めます。
しかしながら、自分のことを「完璧主義だ」と言われても、ピンとこないかもしれません。なぜなら、あなたにとって、その基準は「自然」なことであり、「当然」の感覚だからです。この感覚はあまりにも自分自身と一体化してしまい、客観視することが難しいのかもしれません。
あなたをこのような行動に駆りたてるのは、「正しくありたい」「よくありたい」「間違えたくない」「逸脱したくない」という想いが、根底にあるからのようです。
それもピンと来ないかもしれません。(ピンとこない、というのが大きなポイントです)
親や身近な大人はあなたに「You should~(すべき)」「You must~(しなければならない)」と言ってくる人ではありませんでしたか?
あなたの親は、あなたが子どもらしく本能のままに振る舞うことを、かたく禁じてきたのではないでしょうか?
あなたに厳しく接し、制限で縛ったり、期待で干渉してきたりするタイプだったかもしれません。時にそれは理不尽すぎるほどでしたが、子どものあなたは疑問も反発ももたず、「世の中の基準とは こんなものだ」と受け入れてきました。
親からの干渉から逃れる唯一の方法は、絵を描いたり、お人形で遊んだり、空想の世界に浸ったりすることではなかったでしょうか?思春期以降、やり場のない猛烈な怒りを感じて、親に反抗したり、精神的に不安定になったりしたのではないでしょうか?
親から離れるために連絡を絶ったり、遠くに住んだりされた方もいらっしゃるでしょう。それなのに成長して親から離れた今も、無意識から届く「I should~」「I must~」の声に縛られて、自分を追い立てるように理性的であろうとしているのではないでしょうか?
そのせいで、「手を抜く」という感覚がわからず、ついつい頑張りすぎてしまったり、うまくいかない時は頑張りが足りないのではと自分を責めていませんか?
リラックスすることが苦手で、何もしないでぼーっと過ごすことに、嫌悪感や罪悪感を抱いてしまいます。リラックスすることすら、全力で取り組んでしまうかもしれません。
あなたの潜在意識システムは「よくありたい・正しくありたい」という欲求で動いています。そのため本能のままに心身が反応することに強い罪悪感を感じ、なんとかそれを理性の力でコントロールしようとしてきました。
あなたを駆り立てる「すべき」「しなければ」という観念は すべて、「理想に近づきたい」「堕落したくない」という理性のパワーです。
それでも、人間だからどんなに頑張ったとしても、理想へのレールから外れることはあるでしょう。しかし、あなたはそんな自分は、とても耐え難いもの。
理想に達しない自分、逸脱してしまう自分への「激しい怒り」と「深い嘆き」を、深層に抱えています。怒りを感じれば感じるほど、あなたは怒りを抑え込もうとします。怒りを表に出すことは、あなたにとって「理想を外れる」ことだから。
だからあなたは怒りを抑え込み、自分を否定し、ムリして笑って、「いい人」を演じ続け、抑うつ状態に陥ったこともあるのではないでしょうか?(心療内科に長期間かかる人も多いです)
激しい自己否定から立ち直るために、さらに自分を駆り立てるように頑張ろうとして、悪循環に陥ることも。また、無意識から届く「I should~」「I must~」の声にとらわれればとらわれるほど、視野が狭くなります。
柔軟な考え方ができなくなり、気になった部分や独特のこだわりにとらわれて、作業自体が前に進まなくなります。それは、身近な人へも投影されます。家族や同僚、部下などに、自分と同じ基準で「You should~」「You must~」を求めます。
あなたにしかわからない細かな要求を出し、それに満たない人に対し、激しく非難し攻め立てます。
しかし、よく考えてみてください。「きちんとしていたい」という思いの裏にある「こうありたい」という理想像。それは本当に「絶対的に正しい」ものでしょうか?あなたに植え付けられた「価値基準」とは、そもそも親の偏った認知から生まれたものだったはずです。そして、今のあなたも、もしかしたら偏った「自分だけの絶対的な基準」を自分や周囲に求めているだけなのではないですか?
確かに、子どもの頃、親の期待や制限・干渉というロープで、あなたの心はぐるぐる巻きにされていたかもしれません。
けれども、今もっとも自分を縛っているのは自分自身だ ということに気づくときです。
完璧を求めるこだわりが強すぎると、常に満たされず、強迫観念に支配されるようになります。心の底から解放感と幸福感を味わうために、何をしたらいいでしょうか?
それは、あなたの中にある「激しい怒り」と「深い嘆き」に気づき、抑圧から自分自身を解放すること。理性としての「should、must」から、本能的な「want」の価値基準へ、移行させていくこと。
これ以上 自分を責めるのをやめ、自分を許し、いたらない自分を「愛しい・かけがえのない存在」だと、受け入れていく、そのプロセスを始めましょう。
あなたは、目標を定めたらそこへ向かってコツコツ努力していける人です。 その持続エネルギーは、9タイプの中で抜きんでています。自分を生きる歓びへと解放する方へ、進んでいきましょう。www.junko.life
① あなたのshould、must行動を具体的に書き出しましょう。
セルフワークでやるときは
具体的に書き出すようにしましょう。
(例)部屋の掃除をしなければ
② それはどんな想いからきていますか?wantに書き換えてみましょう。
(例)部屋の掃除をしなければ
→ 部屋の掃除をして
どん気持ちになりたい?
→ 気持ちよく過ごしたい
③ 「気持ちよく過ごしたいから掃除をしよう」という動機に書き換えましょう。
「気持ちよく過ごしたい」を
かなえるために、
ほかの方法でも可能か
妥協点を考えましょう。
(例)部屋の掃除をしなければ
→ 時間がないから
家じゅうの掃除ができない
→ 気持ちよく過ごすために、
とりあえずテーブル周りだけ
片付けよう
④ 実際に掃除をしたら、wantが達成できた充足感を感じるようにしましょう。
2:愛と共感をもって支援したい人
3:上昇志向で成功を追い求める人
4:個性的であることを誇りとする人
5:知的好奇心を満たしたい人
6:安心安全を求めて尽力する人
7:好奇心旺盛で楽しみたい人
8:リアルな手ごたえを求めたい人
9:平和と調和を維持したい人
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