インスピレーションと思考を融合させ、秘めた可能性を広げる心理掌握術
エニアグラム・ダイナミクス
メンタル・コーチの澄田 順子です。
最近、よくご相談を受けるので、「自分の身を守るためのエニアグラム」として簡単ですが 書いてみますね。
- 変な人や嫌な人にからまれて、対人トラブルに発展することが多い
- 建設的な人間関係が築けない人とは?
- 性格を決めるのはタイプ、人格を決めるのは健全度
- エニアグラムでは、タイプの健全度まで明らかに
- エニアグラムを知らなかった頃の世界には戻れなくなる
変な人や嫌な人にからまれて、対人トラブルに発展することが多い
「変な人や嫌な人にからまれやすいんです」
よく、こんなご相談を受けます。同性・異性に関係なく、です。
トラブルを吹っかけてくるような人は、思考パターンにかなりの偏りがあります。そのため、感情も常に不安定です。
そういった方は、安定した人間関係を築くのが困難なのですが、出会って間もないときはそういったそぶりが見えません。 むしろ、口達者でフレンドリーで親しみやすく、とても「いい人」に見えます。
そのため、ついつい気を許し関係が深まってくると、徐々にお相手の本質の部分が現れ、その頃には切るに切れないドロドロへと発展していることがよくあります。
もし、あなたが「自分にもそういう経験がある!」と感じるなら、絡んでくる人はどんな人ですか?どんな性格で、どんな言動をとる人ですか?
もっと最初の早い段階で破綻の兆候に気づいていたら、あなたはこんなにまで振り回されないで済んだかもしれません。
建設的な人間関係が築けない人とは?
たとえば・・・
怒りっぽく、いつもイライラとしている。寛容性や柔軟性がなく、独善的で人を裁きたい気持ちが強い。自分を棚に上げて正当化し、他者を痛烈に批判する。
虚栄心のかたまり。表面的にはきらびやかだが、話はすべて嘘だった、とか、知らない間にお金や名義を使いこまれていたなど、人をだましたり、陥れるような、詐欺的行為をはたらく。
などなど。
これは、一例にすぎませんが、実はこういったお相手の特性もエニアグラムの中のどこかのタイプに属しているのです。
性格を決めるのはタイプ、人格を決めるのは健全度
本当にこの中にさっきの性格が分類されるの?と、思われるかもしれません。エニアグラムは単なる性格占いとまったく違う理由がここにあります。
9つのタイプ それぞれには、実は、階層があるんです。健全-通常-不健全の3層構造。精神の成熟度合いを表したものです。
そして、この健全-不健全の縦の揺らぎの中を、私たちの精神状態は移動しています。私たちは落ち込んだりすると、一時的にタイプの不健全さが出てきます。それはごく自然の意識の揺らぎです。回復すれば上昇します。
しかし、ストレスの過負荷にさらされ続けると、精神状態そのものが不健全に陥ってしまいます。資質の負の側面が、発揮されるようになるのです。
同じタイプの同じ資質が、不健全に発揮されるのか、健全に発揮されるのかで、本当に同じタイプか!?といういうくらい、人格にまったくの違いがあらわれるんです。
すこし前、同じ時期にニュースで取り上げられたお二人がいました。お一人は、スーパーボランティアの尾畑さん。もう一人は、弟子暴行問題が発覚した、大相撲 春日野親方。
エニアグラム・ダイナミクスをマスターした人なら、まるで対照的なこのお二人が同じタイプに属すると、一目瞭然でわかるのです。
タイプが同じ、ということは、潜在的資質の核がおなじ、ということ。それが健全に発揮されれば、自分の持ちうるパワーを、弱きを助ける建設的な方へと使い、片や不健全に発揮されれば、弱きをくじく破壊的な方へと行使してしまうのです。
同じタイプでも、精神の健全度によって、まったく生き方が異なってしまうという事実。ここまで人が「見える」ようになるから、エニアグラム・ダイナミクスはおもしろいのです。
要するに、どんなタイプであれ、不健全に落ちれば落ちるほど、社会の中で調和的に機能できなくなります。結果、対人関係がうまくいかなくなります。
先ほど挙げたトラブルメーカー、というのは、エニアグラム的に言うと、実は【 タイプの不健全な状態にある人 】なんですね。
エニアグラムでは、タイプの健全度まで明らかに
つまり、エニアグラムの何がすごいのかって、健全な状態での言動、不健全な状態での言動、すべてが明らかにされていること!
このタイプの人が、こういう行動、こういう発言してたら、不健全の兆候が表れているよ~って、わかりやすく教えてくれているのです。
それってすごいことですよ。だって、お相手の健全、不健全が一目瞭然なのだから。
君子危うきに近寄らず と言いますが、エニアグラムを活用できれば、不健全な人とのトラブルに巻き込まれる・・・という事態を防ぐことができるんです。
「君子」が君子たる所以は、「ものごとを見通す目」を持っていたから・・・と言っても過言ではないでしょう。
どんなにいい人を装っていても、お相手の本質が現れる「ほころびの瞬間」があります。それを「確信ある直観」として受け取れるかどうか、それが対人トラブルの分かれ道。
相手のどこを見たらそれがわかるのか、相手のどんな言動に現れているのか、それは一つ一つここで書くのは難しい。2時間かけて1記事書くくらいなら、対面で1時間喋った方が、伝わる情報量が100倍多いからです。
それに、実際に「見える」ようになるためには、能力レベルに落とし込むためのトレーニングが必要です。
ものごとを見通す目を、エニアグラムで身につける。最高の処世術だと思います。
エニアグラムを知らなかった頃の世界には戻れなくなる
人は見た目が100%。意識の90%以上をしめる潜在意識は、外観に、第一印象に、典型的行動パターンに、ありありと表れています。ほとんどの人は、その把握のしかたを知らないだけなのです。
注意深く見れば、一瞬にしてお相手の潜在意識システムが判断できてしまう。エニアグラムとプロファイリングの融合 、それがエニアグラム・ダイナミクスという、メソッドです。
例えば、お相手の外観から、一瞬にして「あなたは獅子座ですね」「あなたは誕生数 5ですね」と、導き出せるでしょうか?おそらく難しいでしょう。
エニアグラムはそれができてしまいます。 それほどまでにエニアグラムが明らかにしている潜在意識タイプというは精密。ランダムに生きている人々のありさまから、誰がどのようにして見つけ出したのだろうと、驚くばかりです。
使いこなすごとに、自分のことが好きになり、相手の理解が深まり、「人間てすばらしい!」という新鮮な感動に出会えます。
もちろん、夫婦間や子育て、保育職、教育職、コーチ・コンサル・カウンセラー、接客業、営業職、管理職など、相手を深く理解し、さりげなく導く心強いツールになります。
というか、一度身についてしまえば、あまりにもすばらしくて「エニアグラムなしに人を見ることができなくなる」ほど、あなたを虜にしてしまうのです。
この講座は、かた苦しい勉強いっさいなし。人間観察を楽しみながらインスピレーションと人を見る目を格段にアップさせる、独自のプログラムです。
子どもの頃当たり前に使っていた右脳をフル活用するので、眠っていた脳の部分が目覚め、学ぶことの楽しさそのものにも、目覚めるでしょう。
興味のある方は、まずは体験セッションでご相談くださいね。
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