インスピレーションと思考を融合させ、秘めた可能性を広げる心理掌握術
エニアグラム・ダイナミクス
メンタル・コーチの澄田 順子です。
恐れが作り笑いを生む
私たちは、社会的な生き物です。基本的には人から認められ、受け入れられるような自分でいたいと思っています。だから、人あたりのいい自分であろうとふるまいます。それ自体は問題ありません。
ただ、いつのまにかそれが行き過ぎると、「嫌われたくない」とか「傷つきたくない」という恐れに変わります。偽りの自分を演じるようになり始め、しんどさを感じるようになってきます。
表面的には笑顔なんですが、内面的には緊張しています。嫌われないように、受け入れてもらえるように、笑顔をつくって自分を演じて。緊張を隠し続けることは、とても心が消耗します。
何を恐れるかはタイプによって大きく異なる
こんな時、顔の印象としては笑っているのに、「目」が、「目だけ」が 笑っていません。無理 に笑ってしまう裏には、どうやら恐れの心理が隠れているようです。
何を恐れるのか・・・。
「何を」の部分が、エニアグラムのタイプによってそれぞれ決定的に違うのです。潜在意識が何に恐れを感じているのか。「恐れ」の正体を知ること。それがとても大切です。なぜなら、「恐れ」はあなたの人生にとって強力なブレーキになるから。
「恐れ」を回避しようとすることで、エネルギーを消耗します。回避していることを悟られないために、無理して笑うようになります。
そうやって どんどん本質的な生き方からズレていきます。
本当にしんどいですよね。
だから、まずはあなたの潜在意識の中核にある「恐れ」の正体を知ること。
もしかしたら、本当は記憶の中であなたが勝手に想像を膨らませ、実物よりも大きくて 手ごわいように思い込んでいるだけかもしれないのです。
恐れはあっていい
恐れはあなたの中から完全になくなることはありません。恐れはあっていいんです。恐れがあってはいけないと思うから、無理して笑うあなたになってしまいます。それよりも、その恐れが心の中にあっても、ジャマにならない程度のものに飼いならすことができれば、それが一番いいのではないでしょうか?
自分一人で手をつけるのが怖いのなら私たちカウンセラーのサポートを受けながら、あなたの中の膨らんだ恐れを解体していきましょう。自分を理解し、よりよい人生にシフトするために、ここがとっても大切なポイントなのです。
エニアグラムからひも解く「恐れ」
エニアグラムでは、人々が何を恐れ、どうやって対処しようとするか、タイプごとに明らかにされています。どんな時に、どんな理由で 無理して笑っているのか、ここでは大まかに3つに分けて簡単に説明していきますね。
①嫌われたくないから笑う
人とのつながりをより感じたいと思っているタイプは、いつもニコニコとフレンドリーに笑っています。
※人懐こい笑顔が好感度を上げます
誰よりも先に笑う、といった感じで笑います。こういうタイプの人たちがもっとも恐れるのは、嫌われること。ですから
*怒りを悟られたくないために笑う
*不安を消すために笑う
*受け入れられ 愛されたいために笑う
*場を和ませるために笑う
このグループは、子どものころから親の顔色をうかがってきたのかもしれません。親に嫌われ、つながりを絶たれたら自分の居場所はない、と思っているでしょう。
つながりを切られないように、見捨てられないように、親の思いにこたえるように。そのためにできることは、いつも笑顔でいること・・・だったのではないでしょうか?
いい子でいなければ愛してもらえない。
欲しがってはいけない。
場の雰囲気を壊してはいけない。
そうやって 子どもなりに、空気を読み本当に頑張ってきたはずです。そして、今でも心の中にその感覚があり続けていませんか?
無理して笑うクセがついて心が一番しんどくなっているのは、このグループかもしれません。
②負けたくないから笑う
人より優位なポジションに立ちたいと思っているタイプは、強がって作り笑いをします。
このタイプの人たちがもっとも恐れるのは、パワーを失うこと。ですから、
*プライドを守るために笑う
*アピールのために笑う
*優位に立つために笑う
子どものころから、家族の中で存在を発揮したい、強くありたい、秀でていたいと、無意識に感じていたのかもしれません。
できる子でなければいけない。
しっかりしなければいけない。
弱いところを見せてはいけない。
そうやって 子どもなりに、本当に頑張ってきましたね。
そして、弱い自分を見せることが怖くて「なんてことないよ」「そんなのへーきだよ」って、笑っていませんか?顔で笑って 心の奥で泣いて・・・というのは、このグループなのかもしれません。
③そもそも作り笑いが苦手
人と一定の距離を保ちたいと思っているタイプは、つくり笑顔が苦手です。
本音に合わないことをするのが苦手で、無理に笑って相手に寄せていく・・・ということをしません。このタイプの人たちがもっとも恐れるのは、生々しいリアリティに居続けること。恐れを感じると後ろに引いて守りに入ります。※②のタイプは、自分を守るために自分を出していきます。
*周りに合わせてしかたなく笑う
*周囲から逸脱しないように笑う
*自己否定を隠すために笑う
そもそも、作り笑いをするくらいなら最初から笑いません。子どものころから前に出て関わろうとするよりも、一歩引いたところからじっと なりゆきを見つめるような、そんな子だったのではないでしょうか?
目立ってはいけない。
親密になりすぎてはいけない。
自分の世界を守らなければならない。
そうやって 自分を守ってきましたね。そして、今でも心の中にその感覚があり続けていませんか?
潜在意識をモデルチェンジする
いかがでしたか?ご自分が思い当たるものはありましたか?これらの心の動きは、0~6歳ころまでに、親との関係からつくられました。もう大人になって親とは別々の人生を送っているのに、それでもどこか息苦しさを感じるのなら、 あなたの潜在意識システムが、「子ども時代の古いバージョン」なのかもしれません。
あなたが6歳のころの持ち物で、ずっと変わらず使い続けているものはありますか?
くつ? 帽子? 自転車?
ないですよね(笑) どれもとっくに自分に合わなくなって、今どきの使いやすいものに買い替えているはずです。あなたの潜在意識システムも、そろそろ今のあなたにふさわしいものにモデルチェンジをはかる時ではないですか?
今のあなたにふさわしい姿にセルフイメージを変えて、もっとのびやかに 自分の人生を生きてみませんか?
コーチング・コースでは、エニアグラム解析にもとづいて、タイプの見分け方を学びながら、お一人お一人のタイプにマッチしたやり方で心のブレーキを外し、セルフイメージを上げていくよう働きかけています。
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