心と魂の開花学 | 澄田順子公式ブログ

真の自己愛に目醒め 魂へつながる心の道をひらき 自分を活かして生きる

その生きづらさはどこから? ~ 潜在意識のエラーサインを見抜く

 

あなたは自分の性格が好きですか?

自分の長所はどんなところだと思いますか?

 

かつての私は、この質問に答えることができませんでした。

自分が好きではないし、自分のいいところなんてないし、仮にあったとしても 自分で口に出すことはおこがましいと思っていました。「自分の本質的な欲求」に対して、誠実に向き合ってなかったんですね。

 

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エニアグラムのセッションをさせていただくと、ご自分のタイプに対して「私はそんな取り柄はない」「そんな資質は持ち合わせていない」と感じる方が一定数いらっしゃいます。

もちろん、タイプ判定が外れている場合もありますが、周りの人が見ても「タイプ通り」と感じるのに、ご本人だけが認識できないでいるのです。

特に、自分の持ち味や強味に対しての認識が低い場合は、「自分の本質的な欲求」に誠実に向き合う機会や経験が少なかったのかもしれません。親や周りの大人が、ご本人のよさを見出してあげるどころか、それが社会生活の妨げになるとばかりに否定してきたのかもしれません。

子ども時代のこのような経験が、あなたの「本質的な欲求」に「制限」をかけてしまいました。自分の生まれ持った本質をありのままに表現することを禁じられてしまったのです。

けれども、あなたの中に「欲求」そのものはあります。がんじがらめの制限をかいくぐって、何とかして形を変えてでも「欲求」を実現しようとするため、結果としてとてもいびつな自己実現になりました。

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例えば、

「理想を実現したい、理想を追求するプロセスを堪能したい」という「本質的な欲求」をもって生まれてきたタイプがいます。彼らは、理想に到達するための強力な推進エネルギーを持ち合わせて生まれてきています。ですから、それが「まじめで責任感が強く頑張り屋な性格」として現れています。

しかし、親からの過度な期待や制限、失敗経験・挫折経験などが重なると、潜在意識システムにエラーが生じてしまいます。結果、魂本来の欲求とは見当違いのほうへ頑張りすぎてしまい、激しく消耗してしまうのです。よかれと思ってしていることが、裏目に出てしまうのです。

本人の潜在意識は、「もともとの欲求」を叶えようと必死に働いているのに、潜在意識内のエラーのせいで、本人の望まないほうに実現してしまうのです。

そのせいで「もっと頑張らなければ」と頑張るほど、成果が得られないという、悪循環に陥ります。

これは、エニアグラムの中のあるタイプの潜在意識エラーです。つまり、このタイプは、こういった「頑張りすぎスパイラル」に陥る可能性がとても高い、ということ。

逆に言えば、他のタイプでは、このスパイラルは起きにくいのです。 

 

このような潜在意識のエラーのスパイラルは、すべてのタイプにそれぞれ存在しています。そして、潜在意識システムのエラーが、タイプ特有の「生きづらさ」を生み出しているのです。

潜在意識システムにエラーが多ければ多いほど、自分で自分を扱いにくく、社会との摩擦も増えていきます。

ではどうしたらいいのでしょう。

単純に、欲求を押さえて「いい子」にしていればいいのでしょうか?

いいえ、違います。エラーを起こしているシステムを修正し、欲求エネルギーが健全に発動できる手段や場をつくればいいのです。

上の例でいうなら、「理想を追求するプロセスを堪能したい」という欲求実現ための強力な推進エネルギーを、健全に発揮できる場所・人間関係・手段をそろえればいいのです。 

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潜在意識のエラーサインを客観視する

大切なことは、自分がどんなシステムに属し、日頃どんな反応・思考・感情を生み出しているか、「気づくこと」です。もちろん、気づくことには、「痛み」を伴うこともあります(だからこそ、目をそらし気づくことを避けるのですが・・・)

本来の自分と現在地の自分を客観視できないことには、「ありのままの自分を自由に生きる」ことなど不可能なのです。

 

そして、あなたの人生に生きづらさや対人摩擦が生じているなら、修正していく必要があります。

その時、潜在意識システムのどの部分がエラーを起こしているのかわからないことには、修正することができません。

エラーを起こしているのはたいてい子どものころ、自分を守るために身につけた「思考パターン」です。幼いときは、それによってあなたはずいぶん守られてきました。

親からかけられた「制限」のおかげで、守られてきた面もあったのです。

ただ、大人になり、自分の世界が広がるにつれ、「時代遅れの思考パターン」を続けていては、生活に支障をきたすことが多くなります。

車だって、パソコンだって、スマホだって、使い続ければ老朽化し、モデルが古くなって支障をきたします。古くなればより使い勝手のいいものに買い替えるのはあたりまですよね。

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それは、潜在意識システムだって同じこと。いえ、潜在意識こそが あなたにとって最も修正・刷新の必要なものではないでしょうか?

子どもの時にどんなパターンを身につけたのか、が問題なのではなく、年齢や精神の成長に合わせて、自分の潜在意識システムを修正・刷新していくことが大切なのです。

あなたが精神的に成長したいと望む限り、この修正・刷新は死ぬまで続きます。

そのために、自分を動かすシステムを知ること、自分の現在地を知ること、それがエニアグラムを学ぶ目的です。

 

他者の姿を通して深い自己受容と精神の統合にいたる 

9つのタイプには、優劣はありません。時代性や地域、グループによって重宝されるタイプはあるかもしれませんが、基本的に優劣はありません。

すべてのタイプには、向き・不向き、得意・苦手、長所・短所があります。この多様性があるからこそ、人類は発展してきました。

まずは自分の中にあるこれらの要素を、気づき、認め、受け入れ、慈しむことで、自己肯定感が上がり、人格的に統合がすすみ、精神が成長します。

そして、さらに大事なことは、あなたがつい嫌悪感や拒否感や偏見で見てしまう人を丁寧に見ていくこと。

 

「なぜ嫌悪感を感じるのか」

「なぜその感情を感じるのか」

「なぜ」の部分、そこにあなた自身の受け入れがたい要素が投影されているからです。

他の記事でも言ったように、私たちは「自分だけを見ていく」だけでは、精神的成長はやがて頭打ちになります。他の人の姿の中に映る、もう一人の自分に気づき、認め、受け入れ、慈しむことで、一段と深い自己受容にいたるのです。

 

自分の見ている世界を通して、どれだけのことに「気づく」か。気づいた分だけ、あなたが統合され、本質が目覚めていきます。

エニアグラムを身につけ、その眼で自分を世界を見ることで、「気づき」は加速します。