- 人間最大の対人ストレスは「わかりあえない」こと
- 自分とのつきあい方すらわからない
- エニアグラムが明らかにする9つの潜在意識システム
- そもそもエニアグラムとは
- エニアグラムと他の鑑定ツールの違い
- 他所のエニアグラムとの違い
- エニアグラム・コミュニケーションを学んでできること
- エニアグラム・コミュニケーション講座の伝授方法
- すべてのタイプを網羅したほうがいいたった一つの理由
- エニアグラム・コミュニケーション講座詳細について
人間最大の対人ストレスは「わかりあえない」こと
あなたは不思議に思ったことはありませんか? 恋人に、友人に、上司に、部下に、親に、子どもに。
「他の人とはうまくいくのに、なぜこの人とはうまくいかないのだろう」
「なぜこんなにも価値観が違うのだろう、わかりあえないのだろう」
「この声かけでこの人は伸びるのに、なぜあの人は伸び悩むのだろう」
こういった問題にぶつかったとき、ほとんどの人が
「性格のせい」「人間性の問題」「もとから合わない」などと、「しょうがないこと」として、あきらめ気味に対処してきました。さほど親しくない関係ならそれでもいいですが、近しい関係であればあればあるほど、小さなストレスの積み重ねになります。わかりあえないことの積み重ねで、感情が揺さぶられ、激しくぶつかり合う原因にもなります。
自分とのつきあい方すらわからない
さらに自分自身に対してこんなことも感じませんか?
「他の人が当たり前にできることが、なぜ私にはできないのだろう」
「なぜ私の言い分が理解してもらえないのだろう」
「落ち込むと、なぜ同じような感情にとらわれてしまうのだろう」
「わかっているのに、なぜいつも同じ失敗をしてしまうのだろう」
相手のことがわからない、その前に、自分のことをどれだけわかっているでしょうか?
何が好きで、何が得意で、何が嫌いで、何が苦手か。
なぜ好きなのか、なぜ得意なのか、なぜ嫌いなのか、なぜ苦手なのか。
あなたは、「なぜ」の部分を十分に理解して、満たしてあげるように生きていますか?
あまり深く考えたことがないかもしれませんが、そこには、あなたの潜在意識特有のパターンが強く現れています。
このあたりを客観視して、意識的に使えるようになれば、自分に与えられたよさを認め、活かして生きることができます。
自分の本質に根付いた自信と勇気で、自分ら人生を切り開いていくことが可能になります。
エニアグラムが明らかにする9つの潜在意識システム
簡単に言うと、人はみんな 9つの潜在意識システムのうち、どこかに所属しています。資質とは魂の持つ「根源的な意志」のこと。「こうありたい!」という強力な意志のもとに、あなたという存在が姿を現します。「こうありたい!」という欲求のもとに、あなたは容姿をつくり、表情をつくり、思考をつくり、感情をつくり、行動を起こし、人生を形づくっていきます。
人の心理や行動には、必ずと言っていいほどその「欲求」が現れています。よくもわるくも。それぞれが自分の「核なる欲求」によって、突き動かされるように生きているのです。エニアグラムはそれを 数字と矢印の動きによって明確に説明することができるのです。
例えば、講習や勉強会に出席するとき、あなたはどんなスタンスでいますか?
●特定の分野の勉強会や交流会に参加する目的は、知的好奇心からです。知的好奇心が満たされれば、みんなに合わせて最後まで残る、ということはなく、さっさと帰ります。「勉強になった!」という満足感を大切にします。
●学びの内容に対する満足感よりも、参加した人と楽しく話したりつながったりする人間関係の充足感を大切にしています。参加をきっかけに、新しいつながりを築くことが好きです。「みんなと楽しく過ごせてよかった!」という満足感を大切にします。
●そもそも、勉強会というような堅苦しい場が好きではありません。勉強をするくらいなら、大人数での飲み会やバーベキューパーティーを企画します。ついつい盛り上がって最後まで残っています。その時その時を楽しく過ごせればそれが一番です。
などなど。
これは単に「性格の違い」ではなく、「魂が人生に求めているものが決定的に違う」から生まれる差なのです。そして、その差に「優劣」も「正誤」もありません。人類の長い歴史の中で、共存しともに繁栄していくために生み出した「違い」にすぎません。しかし、そのことを知らないまま、他人と自分をくらべて他者非難と自己嫌悪と嫉妬のスパイラルに陥るのは、本当にもったいないことです。
あなたは人生に一体何を求めているのか?
あなたの大切な人は、何を求めているのか?
ただ知る、ただ理解する、そこからあなたの人生が大きく開けていきます。
そもそもエニアグラムとは
エニアグラムとは、円周を九等分してつくられる図形をさします。ギリシャ語に由来し、エネア(ennéa)が「9」を、グラム(grámma)が「図」を表します。
この図を用いて、古今東西すべての人の潜在意識のしくみと精神的な成長を明確に説明できるのがエニアグラム心理学です。紀元前のギリシャ哲学を発祥とし、人間の潜在意識システムを明確に表すエニアグラム。
人の意識・思考・行動・精神状態を瞬時に読み解くエニアグラムは、人民統治のための優れた心理掌握術として、門外不出とされ、限られた者のみに口伝で伝えられてきました。
大学などの専門機関で研究が進み、書籍やネットで情報開示が進んだ今も、実際に扱える者が極端に少ないのが現状です。
そのため、エニアグラムは 「科学的根拠のないオカルトだ」という人も少なくありません。そう感じるのも無理はありません。本を読み込んだくらいでは、まったく使えない知識体系だからです。
エニアグラムの性質上、口伝というスタイルでしか完全に習得することはできません。それがエニアグラムを「摩訶不思議な学問」にしているのです。
エニアグラムと他の鑑定ツールの違い
人の本質を探るツールとして、さまざまなツールがあります。誕生日から導き出す星占い、数秘術、個性心理学などなど。これらの鑑定には必ず「アタリ」「ハズレ」がありますね。エニアグラムとは、それらとは一線を画すツールです。エニアグラムの最大の特徴は、潜在意識のパターンを明確に表していること。
外からの情報に自分を当てはめるのではなく、内側にある思考や行動、価値観の成り立つシステムそのものだから、そもそも「ハズレ」が存在しないのです。むしろ、あなたの普段の思考や行動が、おもしろいほどタイプに合致しているので、「なんで知ってるの!」と不思議な感覚にすらなります。むしろ、これまで扱いづらかった性格が「タイプ特有のもの」だとわかって、腑に落ちたり、安心したり、不思議な感覚を覚えるでしょう。
本来の自分の資質がわかれば、今後は、自分にしっくりくる生き方が一目瞭然でわかります。自分の好きや得意を活かして誰かの役に立ち、苦手なことは得意な人に力を借りられるようになります。人生を よりあなたらしく、よりスムーズに運ぶために、とても役に立つツールなんです。
他所のエニアグラムとの違い
あなたの眼力を養う
エニアグラムの講座をしている機関はたくさん存在します。そこでは100もの質問に答える「診断シート」を使ってタイプを割り出します。本人の自己申告をもとに、タイプ診断をしているのです。ですので、本人の思い込み次第でタイプが大きく外れてしまうことも。
つまり、それらの機関では、実際に「どうやって人のタイプを見分けたらいいのか」までは詳しく教えていません。教えている人も、実はわかっていないのです。そのせいで、エニアグラムを何年も学んでいても、目の前の人間に応用できないという現実があります。本当にもったいないことです。
こちらで伝授するエニアグラムは、そこが決定的に違います。生身の人間を瞬時にみきわめられるかどうか。普段の生活の中では、診断シートなんて用意できないのですから、そんなものに頼らずとも見抜く力をつけることのほうが重要です。
エニアグラムを学ぶとよくわかりますが「人は見た目が100%」なのです。
潜在意識の核に「こうありたい!」という強力な欲求が存在していて、その欲求のもとに、容姿をつくり、表情をつくり、思考をつくり、感情をつくり、行動を起こし、人生を形づくっていきます。ですから、外観や表情、行動にはタイプごとの明確な法則が存在します。それを注意深く見れば、一瞬でその人の潜在意識システムがわかるのです。
こちらの伝授講座では、その見抜き方を中心に教えています。ですから、誰でも6か月で、特殊能力並みの「見抜く能力」が得られるのです。
残念ながら、独学や他所のエニアグラム講座ではこの「見抜く眼力」は、永遠に得られないのです。
意識の流動性まで見えるようになる
「数字で振り分けられるのはイヤ」と、拒否反応を示す方もいらっしゃるでしょう。私も最初はそう反発していました。だからこそ、私の教えるエニアグラムでは、「タイプ」に固定化して人を見ることをしません。それこそ「死んだエニアグラム」です。
人の意識は絶えず揺らいでいて、精神状態は上下したり成長したり退行したりします。その時に出てくる感情や言動、行動にも、実はタイプ特有のものがあります。
外側に現れるものを見れば、その人の精神状態の揺らぎまで即座にわかってしまうのです。そのパターン、ざっと108通り(実際には54通りくらいまで把握できます)。エニアグラムは決して人を「決まった型」に押し込めるものではなく、むしろ 人の心の流動性と可能性に寄り添うことのできる、すばらしいものなのです。
エニアグラム・コミュニケーションを学んでできること
相手への理解度が劇的に飛躍する
相手の潜在意識システムがわかるので、それに合わせて対応することが可能になります。
・・・
例えば、子ども。
同じ親から生まれたきょうだいでも、タイプは異なります。
A:明るくて友だちが多いんだけど、落ち着きがなく勉強の集中力がない
B:勉強好きで集中力はあるけれど、友だち付き合いが苦手でいじめられやすい
同じきょうだいでも、こんなふうにタイプが決定的に違う場合は「なんであなたはできないの」と叱るのではなく、その子に合った対応のしかたが必要になります。対応しだいで、どちらの子も個性を伸ばしてあげることが可能に。
・・・
あるいは、愛情の価値観。
A:つながりを感じられる親密なやり取りが愛情表現
B:相手に必要以上に干渉しないことが愛情表現
タイプによって「愛にまつわる定義」が異なるのですが、この違いを知らないために上手くいかなくなるケースがあります。この違いを理解できれば、努力して歩み寄れるかもしれません。あるいは、最初から結婚しないで済んだかもしれません。
・・・
あるいは、職場で部下に仕事を振るとき。
A:「君の好きにやっていい」と一任されてやる気が出るタイプ
B:細やかに進捗のアドバイスやフォローを必要とするタイプ
タイプによって、仕事へのモチベーションが大きく異なります。この差を知っておけば、営業や人材育成、接客などで、人間関係をスムーズに動かすことが可能になります。
こんなふうに、すべての場面で対人関係がスムーズになります。
インスピレーションと論理的思考が直結する
エニアグラムを学んで、私は人生そのものが飛躍的に変化しました。それはなぜでしょう?実は、このトレーニング方法にヒントがあったんです。
「この人のタイプはなんだろか?」と考えるとき、脳内では大量の情報処理がなされています。過去データを照合してタイプを導き出す場合と、直観的にピン!とわかる場合とあります。どちらにしても、人を見きわめようとするプロセスそのものが、右脳左脳開発トレーニングになっていたんです。
そして、このトレーニングの中で、特に右脳の直観思考、インスピレーションに磨きがかかることが実感できました。普段の生活の中で、右脳の直観力を意識的に鍛えるのは難しいです。だからこそ、日常的にエニアグラムを使うことで、脳の情報処理力が上がり、結果として人生が開けていくようです。
実際に私の子どもたちも、日常的にエニアグラムを使うようになって、学力(テストの点数)がかなり向上しました。
深い自己理解と受容プロセスが得られる
教え始めた頃は私自身も「タイプ判別能力を身につけてもらう」ことを主眼に置いていました。しかし、それ以上に「人を丁寧に見ていく」ことのメリットを感じることが多々ありました。
自分以外のタイプを見ていく中で、他のタイプへの「嫌悪感」だったり「嫉妬・羨望」だったり「苦手意識」だったり、様々な感情が出てきます。
クライアントさんにそういった感情が出てきたとき、それを「だからあのタイプは・・・」と決めつけるように見ていくのではなく、「なぜ自分はそう感じるのか」を丁寧に見ていただくようにしています。そうすることで、自分のネガティブな思い込みだったりトラウマを見つけるきっかけになり、思いグセを修正していく糸口になるんですね。
ここを丁寧にすることで、「人に対する苦手意識」「対人ストレス」「人嫌い」の感覚が かなり克服できます。
それと同時に、深い自己肯定と未来志向の考え方が育ってきます。
これは、単に「エニアグラムのタイプ」を学んだだけでは起きません。教える側が、エニアグラムや心理に深い理解と経験がないと、取り扱えない世界だからです。
長年のカウンセリング経験から得られた心の成長プロセスを取り入れているからこそ、エニアグラムを通して 深い癒しと心の成長を得ることが可能になるのです。
エニアグラム・コミュニケーション講座の伝授方法
マンツーマン授業
エニアグラムを学ぶ目的に応じて、教える内容を細かに設定できます。
コーチ、カウンセラー向けなら【クライアント心理の見きわめ方】、経営者向けなら【人材配置や人材育成、採用時のポイント】、営業職向けなら【セールスにつながる顧客心理】、教育関係・子育て向けなら【子どもがやる気になる声かけのしかた】、知識教養向けなら【マニアックなオタク的知識】などなど。
すぐに使える形で臨機応変に伝授しています。
受講生の潜在意識タイプに沿ってきめ細やかにお伝えすることで、タイプへの理解とリスペクトを育みます。
学ぶ中で出てくるさまざまな蓄積感情に柔軟に対応できるため、どのように癒したらいいか、対処したらいいかなど、具体的にアドバイスします。
1対1でじっくり向かい合うために、講座のすべてが受講生おひとりのための時間になり、深いところからの変容が加速します。
「できるようになる前提」ですすめる実践トレーニング
他所では数年習ってもタイプを見分ける力がつかないのに、なぜ6か月で誰でも見分けられるようになるのか、それはトレーニング方法に秘密があります。この講座では、座学以上に「実践」に力を入れています。座学の内容も、人を見るための知識の習得を重視しています。
座学の講義は1か月1回ペースですが、その間も継続的にフォローし、見る目を養うためのトレーニングをします。トレーニングといっても、かた苦しいものではなく、興味をもって楽しんでもらえるように工夫しています。ですから、いつの間にか身についたという感覚で習得できます。
そのため、6か月も学べば誰でもエニアグラム判別を「能力の一つに落とし込む」ことができるようになるんです。
これがこの講座の最大の強みでもあります。
すべてのタイプを網羅したほうがいいたった一つの理由
「自分のタイプだけ知りたい、すべて知る必要はない」と思う方もいらっしゃるでしょう。私もかつて、エニアグラムタイプ診断をさせていただき、ご希望の方にタイプを解説していました。その経験からはっきりわかったのは、「自分のタイプだけとりあえず知りたい」という方は、タイプを知ることに満足して、そこで「終わって」しまう・・・ということ。自分のよさや強みを意識的に育てていこう、という発想にいたらないのです。
なぜでしょうか?
実は、単純に「自分を知る」ことだけでは、それ以上追求できないからです。自分のタイプ単体の知識だけでは、「自分探し」が深まらないのです。私たちは個人として存在しながら、大きな全体の中で生かされています。自分のよさに気づくときも、いたらなさに気づくときも、人とのかかわりの中で自分を比較するからこそ気づくことができます。
全体を知り、全体の中で生かされている自分を知ることで、初めて「自分を追求する」「自分という存在を極める」という想いにいたることができるのです。
これはエニアグラムだけでなく、ほかのすべての知識体系に言えることです。表面的な「自分探し」に明け暮れ、次から次へとサーフィンをしている方は、「全体を知る」という視点と「自分を深める」視点を合わせて持つといいかもしれません。
エニアグラム・コミュニケーション講座詳細について
エニアグラム・コミュニケーション講座は、半年6回コースで行っています。人類の深い叡智である「エニアグラム」を学んでみたい、「能力レベル」で身につけたい、自己理解を深めて人生を飛躍させたい、という方は、体験セッションをしています。
トライアル・セッションでは、あなたのお悩みを軽くするために、じっくりとお話をうかがいます。本来持って生まれている資質やそれを活かすために、進むべき方向性についてお伝えします。 その上であなたが完全に解決したいことについて、私にできることをご提案させていただきます。
エニアグラムの叡智は、受け取る人を選びます。ですから、私から無理に講座をお勧めすることはありません。ご安心ください。
80分 5,000円
※2回目以降 80分 15,000円
●対面(下関市内 カフェ)
●ZOOMオンライン ビデオ通話