UNLEASHED ~アンリーシュ | 澄田順子公式ブログ

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【事例ストーリー④】親と子のインナーチャイルド・セラピーで心をつなぎ直す

 

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3歳6か月の男の子(第一子) 

赤ちゃんの頃はおとなしくて手のかからない子だった。イヤイヤ期も想像していたほど大変ではなかった。  

イヤイヤ期を過ぎたあたりから急に乱暴になり、思うようにいかないとすぐ手が出るように。特に保育園で、毎日のようにお友だちをたたいてしまう。

 

ついたたいてしまう男の子の心理背景はわかりました。 

  • この世に対する恐れ
  • 警戒心のせいで上手に関係が結べない
  • わかってくれないママへの怒り 

そのあたりをセラピーで見ていきました。子どもであっても痛いところに入っていくのは嫌なので、場の雰囲気を察知して。なかなかお母さんに抱っこさせてくれません。

 

慣れてきて、お母さんと私と1回ずつ、抱っこさせてくれました。抱っこして、語りかけていると、がまんしていた感情が出てきて腕の中で泣き出すので 

痛かったね~

そうだっかのか~

つらかったね~、とひたすら寄り添いながら、声をかけます。

 

お母さんは私のお話を素直に聞いてくださる方で、セラピーにも根気よく付き合ってくれました。 

セラピーの核心に近づくと、子どもは自分の本心に近づいていくので、場から逃げようとします。抱っこから逃げようとしますが、お母さんは抱っこの手をゆるめてくれません(それもセラピーの一部です)

 

「ママ嫌い!いじわるしないで!」と、手の中で暴れます。ネガティブな感情はふつうの場面なら「そんなこと言うんじゃない!」と叱られてしまいます。

 

「これは、子どもの本音じゃないからね。わかってあげてね」と、お母さんをフォローしながら、子どもの気持ちを受けとめていきます。何を言っても否定されない、安全な場所で、ネガティブな気持ちを出しきることが何より大切なんです。

 

お母さんにとっても子どもにとっても、安全である場をつくるのがセラピストの仕事。

泣いて素直に感情をさらけ出すことにも警戒心があるのでしょう。一回のセラピーでは、怒りの感情は完全にはほどけませんでした。

 

※ここでいう「怒り」とは、ママへの直接の感情、というより、出産時の痛み・苦痛から生まれたものと考えてください。

 

お母さんは「こんな感じで泣いたことはこれまでないです」と、おっしゃっていました。それだけでも、前進しました。1回のセラピーでできることには、限度があります。 

お子さんも疲れていたのでその日はおわりにしました。

 

手が出た時の声のかけ方、叱るときの声のかけ方、いたずらをした時の対処など、伝えました。

 

お母さんも自分の気持ちを大切にしていいこと、時間はかかるが必ずよくなることを伝えて、その日のセラピーを終えました。

 

続きます。

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