心と魂の開花学 | 澄田順子公式ブログ

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【事例ストーリー②】たたいてしまう子の人生観・世界観を思いやる

 

 

mismaru.hatenablog.com

 

 

3歳6か月の男の子(第一子)

 

赤ちゃんの頃はおとなしくて手のかからない子だった。

イヤイヤ期も想像していたほど大変ではなかった。

  

イヤイヤ期を過ぎたあたりから急に乱暴になり、思うようにいかないとすぐ手が出るように。

特に保育園で、毎日のようにお友だちをたたいてしまう。

 

 

どうしてつい手が出てしまうのか。

 

実は

胎児期~出産前後の出来事に

原因がありそうでした。

 

 

 

2日近い難産で、

陣痛促進剤を使って生まれた。

 

 

 

ママも相当しんどかったでしょう。

 

実は赤ちゃんもしんどかったんです。

 

陣痛は生理的なものなので

赤ちゃん自身にも

その痛みに耐えうるアビリティを

もともと持っています。

 

けれども、

その許容量をはるかに超える

陣痛促進剤の痛みは

赤ちゃんにとっても

想像を絶するもの。

 

※=====

私も3人目に陣痛促進剤を使ったので

よくわかります。

猛烈な陣痛がくるのに、

「まだいきむな!」と言われるので

必死でいきみ逃しをしたために

指先まで筋肉痛になりました・・・。

=====

 

2日近いお産の中での

さらに陣痛促進剤の痛み。

 

生まれてこようとしている

赤ちゃんは何を感じたでしょう。

 

生まれるってこんなにつらいこと。

生まれるってこんなに痛いこと。

 

生まれるのがこんなにつらいのなら

生まれてくるこの世の中は

痛くてつらくて怖いところにちがいない。

 

 

これが、バーストラウマ

と呼ばれるもの。

 

トラウマ、というと表現が

おどろおどろしいのですが

 

要は

 

赤ちゃんが

胎児期~出産期の

この世に生まれ出るプロセスで

どんな感情を体験したか、によって

 

赤ちゃんの人生観・世界観が

決定づけられる、ということなんです。

 

おなかにいる時に

まわりの大人たちの様子が

不安や怒りに満ちていて

ちっとも楽しそうに感じなければ

 

「おなかの外って、

苦労が多くてこわいところなんだ。

生まれたくないな」

と感じるし、

 

生まれてくるときに

想定を超える痛さやつらさがあれば

「生まれたあとも痛いの続くのかな。

こわいこわい、生まれたくない」

 

と感じます。

 

その体験が強烈に刻まれて

人生を形づくっていくんです。

 

 

この子は

「この世は怖いところ」

という痛みの記憶を

心の奥に持っていると考えられます。

 

表面的にはニコニコして

大人からはわからなくても

心の奥ではいつも怯え

防御を張っています。

 

だから、たとえ相手が

善意で近づいてきたとしても

防衛心でつい手が出てしまうのです。

 

 

警戒心の強い猫ちゃんは

こちらが手を出すと

ジャシっと爪でたたきますね。

 

そんなイメージです。

 

 

あれ?

でも生まれてしばらくは

手のかからないおとなしい子、

だったんですよね?

 

と、思った方は察しがいいですね。

 

 

そうなんです。

それが「おとなしい いい子」の

落とし穴なんです。