インスピレーションと思考を融合させ、秘めた可能性を広げる心理掌握術
エニアグラム・ダイナミクス
メンタル・コーチの澄田 順子です。
「ほいくえん、いきたくない」 「ようちえん、いきたくない」
朝のあわただしい時間に子どもがこんなことを言ってきたら、お母さんは慌てますし、不安にかられて、その不安を打ち消すような対応をしてしまいがちです。
幼稚園や学校の集団生活は、小さな子どもにとってはストレスの多いものです。もちろん、そういう中でもまれて鍛えられて行く部分もありますが、気持ちを押さえたり、ぶつかったりするたびにハートのエネルギータンクが減っていって、やがて ガス欠を起こしてしまいます。
そうすると、小さな子は「行きたくない」と表現します。お母さんはゆっくり相手をしてあげたいけれど、お迎えのバスが来たり、仕事に出かけなきゃいけなかったり、朝のせわしい時間に子どもの気のすむまで付き合ってあげることは難しいですよね。
それでも、「行きたくない」と言い始めた初期の頃なら、軌道修正もはやいです。本格的な行きしぶり、不登校が始まる前に、対応してあげましょう。
問い詰めたくなるのをぐっとこらえて、「行きたくない、って気持ちなんだね」と返したら、何も言わずに子どもをじっと見つめてみましょう。
「どうやったら行く気になってくれるか」ではなく「この子はどうして、こんなことを言うのか」を探る気持ちで、しばらく子どもに寄り添います。
とはいえ、お母さんの不安も首をもたげますね。その不安を口に出したくなりますが、じっと感じるようにしましょう。
そんな気持ちが出てきましたか?
- 仕事に遅れる=手を煩ずらわせる怒り
- 皆勤賞が取れなくなる=期待が外れることへの怒り
- 今日は、買い物に行く予定なのに=予定を乱される怒り
- 欠席がクセになったらどうしよう=未来の妄想
その気持ちをじっと観察するように感じてみましょう。
子どもが次の言葉をしゃべったら、それに寄り添うように「そうなんだね」「そんなふうに感じるんだね」と、声ををかけましょう。
「行きたくない」なんて言ったら、お母さんがどんな反応をするか、子どもはよくわかっています。それでも、気持ちがそう言いたいのですね。「行きたくない」という気持ちを否定しない雰囲気を作ってあげると、子どもは徐々に心を開いてきます。
そこで初めて、子どもの「ほんとはね」の気持ちが引き出せます。「行きたくない」に お母さんが第一声、どうこたえるか、まずそれを心がけてみましょう。
こういった「幼稚園行きたくない」をなんとなくやり過ごしているうちに、突然 不登校となって現れることがあります。ちょっと気にかかる程度のうちに、はやめはやめに対処してあげましょう。
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