インスピレーションと思考を融合させ、秘めた可能性を広げる心理掌握術
エニアグラム・ダイナミクス
メンタル・コーチの澄田 順子です。
時代が変われば、子育ての方法も変わりますね。
ひと昔前は「抱きぐせがつくから、だっこしないように」と、よく言われていました。今は、「スキンシップ、赤ちゃんの精神安定のために抱っこしましょう」と言われています。
本当のことろはどうなのでしょう。答えは、どちらも正解です。大事なのは、メリハリをつけることにありました。
もう大きいのに、ずっとベビーカーに乗っている子がいます。歩き回る心配がないから、ママは、その方が楽なんですね。つい、ずるずるとベビーカーを使い続けてしまいます。
外へ出ると、すぐに「抱っこ」をせがむ子もいます。弟妹に多いですね。抱っこしてもらうとお母さんの両手がふさがるので、独占できるんです。そして、兄姉を見下ろす視野になるので、ちょっとした優越感を感じるんですね。
歩く歩かないでぐずられるのは困るので、お母さんは求められるとついつい抱っこしてしまいます。
たしかに、抱っこし肌を触れ合わせることで、言葉を超えて受け入れられている感覚を得ることができます。
けれども、きちんと叱ること、さとすことができないお母さんは、ついつい甘えを受け入れ、惰性で抱っこしてしまいます。また、「子どもがかわいそう」と感じてしまうお母さんもついつい手を差し伸べてしまいます。
寝返りも打てない赤ちゃんの時から、「泣いたらママが飛んできて抱っこ」してもらっていた赤ちゃんは、ちゃーんと学習します。こうやったらママを独占できるのか、と。
困ったトーンで泣けば、お母さんがきて抱っこしてくれる、という経験を積むと、やがて歩くようになっても、抱っこをせがみます。子どもも学習するんですね。子どもだって楽ちんがいいに決まっていますから。
ハイハイをし、立ち上がり、自分の足で行きたいところへ歩いていく。この発達のプロセスは、赤ちゃんの自立のプロセスそのものです。
つらい時にすぐ「ママ、だっこぉ」を受け入れていると、赤ちゃん自身の「自分の意思で歩く=生きる」という自我の芽生えを摘んでしまうことにもなりかねません。
成長して「おんぶにだっこ」の大人になっては、本人のためになりません。赤ちゃんのときのママの対応が重要なのですね。もちろん、お父さんや祖父母も。
- 子どもの心に寄り添い、愛情を確認するための抱っこの時間を大切にする
- 心のつながりのない「ビジネス抱っこ」(という言い方が適切かわかりませんが)は、愛情をもって切る
このメリハリをつけて、子どもの自立性を育んでいきましょう。
公式LINE@ ぜひご登録ください。
15分無料セッションをしています。
澄田順子公式LINE@は
↓ 今すぐこちらから登録 ↓