インスピレーションと思考を融合させ、秘めた可能性を広げる心理掌握術
エニアグラム・ダイナミクス
メンタル・コーチの澄田 順子です。
お母さんの産後うつの原因は、思い通りにいかない育児・家事の疲れやストレスに加えて、お母さん自身がネガティブな感情にのっとられてしまうこと、その感情を抑え込もうとして エネルギーを消耗してしまうことから起こります。
育児が始まる前に、自分の中のネガティブな感情が妊娠・出産をきっかけに出てくることを理解し、その感情と向き合っておくと、翻弄されにくいでしょう。
産後うつを心理学的にとらえると、お母さんの自身の生まれた頃の記憶が、ネガティブな感情を引き起こしていると考えられます。
これまでずっと母子一体の期間を過ごしてきた赤ちゃん。
生まれても、ママと一緒にいるのが当たりまえだと思っていたのに、母子別室や保育器治療、NICUへの入院、母親の体調不良や治療など、やむを得ないさまざまな理由で離ればなれになります。
この時、赤ちゃんに対して、何も説明がありませんね。赤ちゃんはわからないだろうと思っているから。けれども赤ちゃんはしっかりと感じているようです。
どうして、ママがいないのか。
どうして、ひとりぼっちなのか。
どうして、泣いても来てくれないのか。
赤ちゃんは、「 母親から見捨てられた(必要とされていない) 」 と感じるようです。この時の感覚体験が、産後のシチュエーションで、よみがえってくるのです。
出どころのわからない不安、モヤモヤした感じ。それは赤ちゃんの頃に感じていた感覚そのもの。何かで気を紛らわそうとしても、感情の根っこが癒えていないので、一人になった瞬間 不安がしのび寄ってきます。
こんなふうにやってみてください。
イメージの中で、新生児だったあなたを思い浮かべます。その赤ちゃんの自分に向かって、あなた自身がイメージの中で語りかけてください。
- こわかったね、ふあんだったね
- ママがきてくれないんじゃないかと、しんぱいしていたね
- ひとりで、ずっとがまんしていたね
- 大丈夫だよ
- ママにきらわれたわけじゃないんだよ
- ママは今あなたのそばにいないけれど、もう少ししたら来てくれるよ
- それまで いっしょに 待っていようね
だんだんと感情が出てきたら、じいぃっとその感情を感じてみましょう。布団をかぶってまるくなって、赤ちゃんに戻って、その感情を感じてみましょう。
心の中で、感情のビデオを再生するように 流れるままに流しましょう。
最初はうまくイメージできないかもしれません。感情を感じたくないので、本能的にやりたくないかもしれません。感情が出てくることに、自分でストップをかけてしまうかもしれません。
くり返し、くり返しイメージすることで、次第に深いところまで感じられるようになります。しこりのようになった手ごわい感情は、感じきると溶けて心から消えていきます。
感じることすら苦しいときは、無理に感じる必要はありません。無理に感じなくてもいいんだよ、がんばらなくてもいいんだよ、と、ご自分に声をかけてあげてください。
こんなふうにして、赤ちゃんだった自分に寄り添うことができるようになると、一人の空間が怖く感じなくなり、赤ちゃんのこともいとしさを感じるようになるでしょう。
やってみてくださいね。 心が苦しくなった時は、一人で抱え込まないで、プロのカウンセラーに連絡くだいね。
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