妊娠していても、仕事が忙しく、おなかの赤ちゃんとの時間をとれない方は多いですね。通勤ラッシュ、立ち仕事や外出が多い、重いものを扱う、ノルマのプレッシャーなど、お仕事を続けていくことだけでも大変です。
実際に、「胎教が赤ちゃんにいいことはわかっていますが、忙しくてなかなか時間が取れません」「1番目の時は仕事が忙しくて、2番目の時は上の子の育児サークルが忙しくて、どちらとも、おなかの子を気遣う余裕がありませんでした」という女性は多いです。
もしかすると、自分から忙しさに駆り立てている、何かをしていて忙しい方がほっとする・・・・ということはありませんか?
仕事をしている時は、目の前のことに意識を向けなければならないので気がまぎれる。でも、家に帰って「胎教しなきゃ、赤ちゃんと向き合わなきゃ」って思うと何だか気が重くなる。寝る前に、と思っていたけど、疲れてしまって昨日もそのまま寝てしまった。
友だちと話して盛り上がってすごく楽しかったのに、家に帰ってシーンとした部屋にいるとなんだかとても落ち着かなくなる。何が、というわけではないのに、一人でいると不安を感じる。ついスマホを手にとり、友達に連絡したり、SNSを見たり、ゲームをしたり。そうすると気がまぎれる。
などなど、専業主婦であっても、忙しくてなかなか赤ちゃんに意識が向けられない、という女性は多いかもしれません。
もしかしたら、忙しいから意識が向けられないんじゃなくて、意識を向けたくないから忙しくしているのかもしれません。
おなかに赤ちゃんが宿るということは、同時に母親の中に眠っていた「赤ちゃん期の記憶」が呼び起こされる、ということでもあります。赤ちゃん期に、ネガティブな経験をしていて、その感情が癒されていなければ、おなかの赤ちゃんを通してその感情がざわざわと動くので、無意識に避けようとします。
一人で家の中にいてふと静かになった瞬間、落ち着かないとか、不安を感じる時は、もしかしたら赤ちゃん時代の「一人にされた不安」「放っておかれた不安」がうずいているのかもしれません。
一人になって不安を感じるのは、自分とつながっていないから。他の誰かとつながることで安心を得ようとするけれど、心から安心できないのは一番 肝心な自分とつながっていないから、です。
さびしい気持ち、不安な気持ちを感じたら、すぐにスマホや雑誌を手に取らないで、3分とか5分とか時間を決めて、その気持ちを感じてみましょう。布団をかぶって丸まってみてもいいでしょう。
その時にどんな感情が出てくるでしょうか?それをしっかりと感じて、癒してあげましょう。ただ感じるだけで、大丈夫。そうして、気持ちが落ち着いたら、おなかの赤ちゃんにこう言いましょう。
パパとママのところへ来てくれてありがとう。いつもあなたのこと、見ているよ。さっきのさびしい気持ちはママの気持ちだから、あなたのものではないから、大丈夫だよ。
これで胎教は十分です。胎教のための本を読んだり、音楽を聞いたり、特別なことをする必要なありません。(したいと思えば、していただいてかまいません)
胎教で一番大切なことは、お母さん自身がリラックスして、おなかの赤ちゃんとのつながりを感じられること。それが赤ちゃんにとっての一番の胎教です。なぜなら、お母さんとつながることで、「赤ちゃんの自己肯定感」のベースが作られるからです。
赤ちゃんが「私ここにいていいんだ。私生まれてきていいんだ。愛されているんだ」と感じられることですが一番の胎教。それが、人としてのベースになります。生まれたときから「自己肯定感に満ちた子」。それは決して難しいことではありません。
お母さんが忙しくて、胎教に時間をとる暇がなくても、いかにも胎教!ってことをするのに抵抗があってもいいんです。たった5分、おなかの赤ちゃんに向かって「いつも見ているよ、気にかけているよ」と、話しかけてあげれば、赤ちゃんは十分に安心するのです。
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